■改善された温熱環境2(コンクリート躯体の表面温度)

オーナー様向け 機能

■屋根(天井)

パンドラの部屋のモデルルームは、建物の最上階7階の部屋です。

マンションの屋根は、たいていの場合フラットになっていますが、この建物は屋根の形が住宅によく見られる「寄せ棟」屋根になっています。
屋根面には太陽光がよく当たりますので、日射熱の取得量が多くなります。内装解体後にコンクリート壁が室内側全体に現れている状態で表面温度を測定してみました。

まずは天井面からから↓

○画像の下側の数字が画像中央付近の表面温度
○画像の右側の数字は上が空気の湿度下が気温

↑屋外側の表面温度(下部表示)右上表示は気温・湿度

↑屋内側の表面温度(下部表示)右上表示は気温・湿度

測定日時 8月11日(水)15:00頃
測定時点のお天気は曇りでしたが、お昼からの日射熱が蓄熱されていて外部より内部の表面温度のほうが高くなっています。おそらく、このあと夜にかけて室内の空気を暖めて続ける事になると思います。嫌ですよね。

■外壁(壁)

続いて外壁面も↓
○画像の下側の数字が画像中央付近の表面温度
○画像の右側の数字は上が空気の湿度下が気温

↑屋外側の表面温度(下部表示)右上表示は気温・湿度

↑屋内側の表面温度(下部表示)右上表示は気温・湿度

屋根面に比べると外壁面の温度は低いですが、しっかり温まっています。外壁についても屋根面と同じく、外部より内部の表面温度のほうが高くなっています。
いずれの画像でも空気の温度より、コンクリートの温度の方が高くなっていて、コンクリート躯体が蓄熱体になっていることが分かります。

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